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映画弁士;番場の忠太郎(瞼の母)・・・60年ぐらい前に覚えた
寝ては夢、覚めりゃ幻、現世に
母を慕うは人の常、例え幾年会わずとも
会いたいときには、眼を瞑りゃ、母は瞼の裏にいる
豪州番場の忠太郎は、5つの秋に分かれたる、海の母親、ただ一目
会いたい見たさの一心で、尋ね回って江戸表、今日もむなしく
暮れるかと、一人たたずむ大川端、日なまめく柳橋
慣れた水さおの、声色船や